正確性・スピード・予測力・判断力・応用力・コミュニケーション能力など、実務経験から培われる力が必須であり、とことん選手・チームのさっぽーとに徹底する仕事。Jリーグクラブレベルで求められる力を身につけ、即戦力となるマネージャーを目指します。
マネージャー概論
Jリーグクラブでマネージャー経験のあるスタッフが、マネージャー業務を行ううえで必須となる知識・業務内容・心得を伝えます。
遠征スケジュールの組み方や宿泊・交通手段の検討方法、試合日の行程表の作成などの知識を身につけることで、即戦力のマネージャーとして必要な人材をサッカー界に輩出します。
チーム活動演習
マネージャー役・コーチ役・選手役に分かれ、テーマを与えられたトレーニングでロールプレイングを行います。実際のトレーニング中に起こる様々なシチュエーションにおいて、状況を見て予測・判断しながら、選手・コーチがスムーズにトレーニングを行えるようマネジメントする力が身につきます。また、コーチ職としても対応できます。
サッカークラブのチームマネージャーの業務内容は多岐にわたります。JリーグやWEリーグなどのトップリーグでも、JFLや地域リーグなどのアマチュアリーグでも、チームマネージャーの行う業務内容の幅に大きな違いはなく、どのカテゴリーでも通用するチームサポート業務を身につけることが、サッカークラブのチームマネージャーとしてキャリアをスタートさせるために必須となります。マネージャーの業務全般において、監督・コーチの意図を理解し、スムーズに・ストレスなくチームが活動できる環境を整えます。
社会人リーグを戦う学内チームや、インターハイ・全国高校選手権大会に出場歴のある内部の高等部チームに帯同してマネージャー活動を実践。監督・コーチ・トレーナーとコミュニケーションを取りながら、選手・チームがストレスなく活動し、大会や試合で結果を出すためのマネジメントを行います。実習現場では、元Jリーグクラブマネージャーの先生からリアルタイムでアドバイス・指導を受け、実習後にもフィードバックを受けることで、Jリーグクラブでも即戦力となるチームマネージャーとしての知識・技術・経験をシーズンを通じて積み上げられます。
JFA公認Cライセンスを取得することで、指導者視点での視野が広がり、より幅広くチーム・選手をサポートする力を身につけられます。さらには、マルチな能力を求めるJリーグクラブへの就職可能性が広がります。また、選手の筋力や運動機能の個別性に応じて、最適なシューズ選択のアドバイスができる「JAFT認定スポーツシューフィッター」の資格取得も可能。スパイクの管理などに携わる際に役立つ資格です。
JSCのトップチームが「天皇杯JFA第104回全日本サッカー選手権大会」と「第60回全国社会人サッカー選手権大会」に出場し、選手と共にチームに帯同している学生マネージャーも大舞台を経験。天皇杯ではJリーグクラブと2試合を行い、多くのサポーターが集う大規模なスタジアムでマネージャー業務を行うことで、日々の実習で身につけてきた実践力を試すことが出来ました。全国レベルでの実習を経験することで、プロレベルの意識の高さを実感することができ、目標までの道のりをより明確に描くことが出来ました。
藤山さん（佐賀県／県立鹿島高校出身）
Q1. 入学の決め手は？
学校全体で多くのプロクラブとのつながりがあり、卒業生が多くのクラブに就職している実績があることが一番の決め手です。また、施設、設備、スタッフの方々などの環境が整っていることもポイントでした。
Q2. 入学して感じたJSCのいいところは？
実際にサッカー業界とのつながりを実感できるところです。プロクラブに就職した先輩とのつながりができることと、在校生は全国各地からJSCに進学してきているので、全国各地に友達ができ、就職後は心強い仲間ができます！
Q3. 進路に迷っている高校生にメッセージをお願いします！
同じ志を持った仲間たちが集まってくるのが、JSCの大きな魅力だと思います。入学を迷っている人たちも、JSCに来たら仲間と一緒に頑張れると思います！
