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内定者インタビュー:アルビレックス新潟
【サッカー未経験からプロクラブの広報へ】
サッカー業界で働くことを夢見る高校生の皆さんへ。
今回は、JAPANサッカーカレッジ サッカービジネス科から、
見事「アルビレックス新潟(広報職)」に内定した嶋津さんのインタビューをお届けします。
演劇の世界からサッカー業界へ――異色のキャリアチェンジで夢を掴んだ学生に、進路選択のきっかけ、学生生活、そして内定までの道のりを伺いました。

目次
⚽ 演劇からサッカーの世界へ。表現力を武器に夢を追う
小学生の頃から劇団に所属し、高校は演劇科に進学しました。
3年間で、脚本・演出・歌・ダンスを通して「人前で表現する力」を磨いてきました。
「人前に立つことも話すことも好き。演劇を通して“伝える力”が身についたと思います。」
しかし、高校1年生のとき、オリンピックのサッカーを観て衝撃を受けました。
「1点の重み」「歓喜の瞬間」が他の競技とは違う熱量を持っていて、そこからサッカーの魅力に惹かれていきました。
その結果、気づけば地元クラブ・ヴィッセル神戸の試合をスタジアムで観るようになっていました。

⚽ JAPANサッカーカレッジとの出会いはInstagramから
高校時代、Instagramで偶然見つけたのがJAPANサッカーカレッジでした。
当初は演劇かブライダル業界を考えていましたが、サッカーも大好きになっていたため、
「一度オープンキャンパスに行ってみよう」と思い立ち、新潟へ。
「参加を決めたのは3日前(笑)。でも、体験授業が本当に楽しくて“ここだ!”と思いました。」
その結果、オープンキャンパスで体験した「Jリーグの裏側を知る授業」が決め手となり、入学を即決しました。

⚽ サッカービジネス科を選んだ理由 ― 広報でクラブの魅力を届けたい
入学前はマネージャー科と迷っていました。
それでも、自分が感じたサッカーの感動をもっと多くの人に届けたいという気持ちが強く、
クラブの魅力を伝える「広報の仕事」に惹かれました。
「地元クラブの良さをもっと知ってもらいたい。その想いが広報を目指す原点でした。」
⚽ アルビレックス新潟でのインターンシップが転機に
アルビレックス新潟でのインターンシップは、まさに夢のような時間でした。
試合日の撮影、SNS用の動画編集、監督会見や選手インタビューなど、
実際の広報業務に携わることができました。
「自分の撮った写真や動画がクラブ公式SNSに投稿されたときは、本当に嬉しかったです。」
一方で、文章作成の難しさにも直面しましたが、社員の方々に相談しながら文字起こし練習を重ね、
最終的には、プロの表現力を学ぶことができました。

⚽ 「やりたい」を尊重してくれるクラブ文化
アルビレックス新潟では、学生にも多くのチャンスを与えてもらえました。
実際に、「やってみたい」と伝えると、すぐに挑戦させてくれる風土がありました。
「アウェイ戦にも行きたいと言ったら、本当に行かせてもらえました!」
そして、柏レイソル戦やセレッソ大阪戦など、アウェイ戦への帯同経験は大きな自信につながりました。
⚽ 北信越フットボールリーグ運営で学んだ“地域とつながる広報”
地域リーグ運営実習では、ホームタウン部に所属し、
地域団体を招いたイベント企画・運営を担当しました。
「アポイントから企画書作成、当日の運営まで全部自分で担当しました。」
この経験を通して、地域との連携により、「クラブを知ってもらう」「好きになってもらう」ことの大切さを実感しました。
さらに、社会人としてのマナーやコミュニケーションも磨かれた実習でした。
北信越フットボールリーグ運営実習の様子
⚽ アルビレックス新潟に内定!プロクラブで広報の夢を叶える
インターンを通してクラブの魅力を知り、「ここで働きたい」という想いが強まりました。
当初は、広報専門会社や他クラブも検討しましたが、最終的に、アルビレックス新潟の現場で働きたいという気持ちが一番でした。
「試合当日の雰囲気やサポーターの温かさに心を動かされました。」

⚽ 2年間で一番印象に残っているのは「沖縄研修」
沖縄SV、琉球ゴールデンキングス、ジャングリアを訪問しました。
そこで、他競技の演出方法やファンサービスから多くを学びました。
「バスケの演出には驚きました。照明や音響の演出はサッカーでも参考になると思いました。」
また、サポーターと選手の距離の近さも印象的で、
将来のクラブ運営に活かせる学びがたくさんありました。
⚽ サッカー未経験でも大丈夫!挑戦したい気持ちがあれば成長できる
「私はサッカー未経験で入学しました。でも関係ありません!」
授業では実際にサッカーを楽しむ時間もあり、
仲間が教えてくれる温かい環境が整っています。つまり、
「やるもやらないも自分次第。突き抜ける覚悟があれば必ず成長できます!」
サッカービジネス科で共に学ぶ仲間たち
✎編集後記:表現力×サッカー愛でクラブを支える未来へ
演劇で培った「伝える力」を活かし、
サッカーの魅力を広報として発信していく嶋津さん。
最後に、その情熱と笑顔が、クラブと地域の未来をつなげていきます。


